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「うっ、がっ……!? あぐぅ……!」
「アハハッ! いいザマだな、真尋……!」
両腕を枷で拘束され、
開口器で口を無理矢理開かされた真尋を
見下ろしながら、俺は愉快な気分になって哄笑した。
金属製のフレームで真尋の口は左右から広げられ、
ピンク色の舌から喉奥までが丸見えの有様だ。
顔立ちの整った真尋だけに、
こうして開口器を取り付けてやると、
その無様さ、情けなさが何倍にも増幅される。
「んうっ! あうーっ、ううぅーーっ!」
「ハハハッ! おいおい、何言ってるかわからねぇよ!
 その状態でまともに喋れるわけないだろっ!」
あんまりな仕打ちに文句を言おうとしたのだろうが、
口が開きっ放しの真尋が言葉を発することはできず、
間抜けな声で唸るのが精いっぱいだ。
「これで、ご自慢の達者な口も封じられて、
 本当に何もできなくなっちまったな」
「――もう油断はしない、って言ったろ?
 だから、今回はこうして俺の能力に加えて
 文明の利器にも頼ってみたわけだ」
「いつもの金縛りだけじゃなく、
 両腕はボンデージの枷で動かせず、
 言葉で自分を奮い立たせることもできない……」
「万が一、前回みたいなアクシデントがあっても
 これじゃお前は俺から逃げられない!
 俺にやりたい放題弄ばれるしかないんだよ!」
「うーっ、はぐっ、ぐうぅぅ……!」
怒りと悔しさに震え、
開かされたままの口から唸り声をあげる真尋。
それが今のコイツにできる唯一の抵抗だ。
いつも能力を使って自由を奪ってやってはいるが、
こうして目に見える形でガチガチに拘束してやると、
支配感が一味も二味も違う。
絶対的なまでに優位に立っていることで、
俺はたまらない征服感と興奮を覚えながら、
ぱっくりと開いた真尋の口を眺めて舌なめずりする。
「ククッ、さて……宣告しておいた通り、
 フェラチオをしてもらうとするか」
「うう!? がっ、あぐっ! ううぅぅーーッ!」
宣言と共に股間のファスナーを下ろして、
嫌がる真尋の眼前に露わにした勃起肉棒を掲げ、
俺はそのままゆっくりと腰を突き出した――
「――んう゛ぅっ!?」
開口器で強制的に開かれた口の中目がけて
いきり勃つ男根をねじ込み、ズブズブと挿入していく。
「おおっ! いい感じにぬくくなってて……
 こいつはたまらないなっ!」
火照った口内粘膜に亀頭が覆われ、
じわじわと快感が染みてくるような心地よさに、
俺は腰をゾクリと震わせながら喜悦した。
「おぐっ!? うっ、うぶっ、んぶううぅぅ……!」
真尋は口いっぱいに肉棒を感じて
つらそうにくぐもった声を漏らしている。
牡臭い濃厚な匂いも、強烈な味も初体験だろうし、
何よりも俺の陰茎を口に入れられてしまったという
屈辱に耐えがたい思いを抱いているのだろう。
「うぇっ……うぶぅっ、おうっぐっ……! ぶぉっ!」
「ククッ、どうだ、美味いか?
 これが俺のチンポの味だっ。
 どんな味かは俺も知らないけどな。アハハッ!」
「んっ、ぐーっ……うぅっ! ぐうぅぅぅー……!」